ボーナス返済を取り入れた返済計画は?
最近は、以下のような収入状況や給与体系に変化がみられることから、ボーナス時に過度に増額返済をするという返済計画にはリスクが伴います。
■リストラや転職によってボーナスがなくなる可能性がある。
■ボーナスの支払いが業績連動型になりつつある。
■企業によっては、給与体系に年俸制が導入されている。
住宅ローンを組んだ時点と返済していく時点では、給与体系に変化が生じることを考慮すると、ボーナス時の増額返済をあてにした返済計画では支障をきたすおそれがあるのです。
ですから、安心できる健全な返済計画としては、基本はあくまでも毎月払いとし、ボーナス払いは不足した分を補填するような返済にしていくのが理想的です。
ボーナス返済の上限は?
住宅ローンの返済においては、毎月払いはもちろんのこと、一定の条件によってはボーナス返済も認められています。
ただし、ボーナス返済には、融資の種類によって以下のような上限があります。
■財形住宅融資
⇒ 上限は融資金額の40%までで、50万円単位からボーナス返済が認められています。
■フラット35
⇒ 上限は融資金額の40%までで、1万円単位からボーナス返済が認められています。
■民間住宅ローン
⇒ 上限は融資金額の2分の1までで、10万円単位からボーナス返済が認められています。
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